
私は建築業界に17年の建築士です。建築士といっても、新築案件の設計デザインよりは住宅リフォームの施工管理やリフォームコンサルティングの経験が主で、直近は千葉市内で中堅どころのリフォーム業者に6年間勤務し、最後の2年間はリフォーム現場のトップとして指揮を振るってきました。
昨今のリフォーム業界は様々な業者の思惑がひしめき合い、浮き沈みも激しく、その中での生き残りは皆さんの想像を絶するものがあります。時にはとてもお客様には言えないような問題・トラブルもあり、そのストレスから体調を崩すほど悩んだ日々も多々ありました。
幸い、私が勤務していたリフォーム会社は地域密着型の優良リフォーム店ではあったと思いますが、価格破壊ばかりが先行する現在のリフォーム業界にあっては「いかにコスト削減をはかるか」「いかに数多くのリフォーム案件を受注するか」ばかりが主眼とならざるを得ず、本来、建築のプロとして快適で安全な住まい造りをサポートすべき己の役割が、とかく売上優先の商社マンに見えてくることもありました。
リフォームには大きな落とし穴が沢山あります。実際のところ、直近の前職リフォーム会社勤務6年間だけでも、他社リフォーム案件のクレーム相談は数百件、他社の手抜き工事を目の当たりにした経験は...